プラモデル作りが楽しくて、次は塗装にも挑戦しようと友人に話しました。その友人から「では、カラー100種類ですね」というアドバイスが返ってきました。最初は「そんなに必要ないでしょ」と思っていましたが、それが本当だと気づくのに時間はかかりませんでした。
次に作る模型を選んでみました。購入したのは、1/24のジムニー、1/24のフォルクスワーゲン、1/35のジープの3つです。これらの模型を組立図通りに塗装するために必要な塗料を調べたところ、なんと60種類も必要でした。
次に、タミヤとGSIクレオスのサイトから模型用塗料のカラーチャートをPDFでダウンロードしました。それを眺めていると、とても感動しました。まず、模型は組立図通りに塗る必要がないこと、組立図はあくまで参考であり、自分の表現したいように自由に塗装すればいいということに気づいたのです。
カラーチャートの色の多さと、そこから生まれる無限の組み合わせを考えると、まるで海の水平線を見るような広がりを感じました。そして、どうやってそれらを塗装するのか、道具のことなどに思いを巡らせると、その海の深さに驚愕しました。プロモデラーたちは、私が見ている水平線の彼方にいるのだと感じました。
しかし、私もその水平線の向こうへ行ってみたいという冒険心が湧いてきました。本当に純粋な好奇心からの挑戦です。
こうして、私は模型沼にハマっていきました。この沼の最初のステップは、道具を購入するというものでした。


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